臨床工学技士とは・・・(臨床工学技士法に規定されている業務)

「臨床工学技士は、医師の具体的な指示のもとに診療の補助として厚生労働省令で定める生命維持管理装置の操作を行うことを業とすることができる」となります。ここで、生命維持管理装置はとは「人の呼吸、循環または代謝の機能の一部を代替し、又は補助することが目的とされている装置をいう」と定められています。また、第39条では「臨床工学技士は、その業務を行うに当たっては、医師とその他の医療関係者との緊密な連携を図り、適正な医療の確保に努めなければならない」とチーム医療の要として心構えが説かれています。

業務内容について・・・( 臨床工学技士には色々な業務があります!

主業務として、「血液透析」「人工呼吸」「人工心肺」「ME機器管理」があり、さらにおのおの「治療前」「治療開始から終了まで」「治療後」「その他」に分類されています。ここで臨床工学技士のに業務内容を以下に紹介します。

血液透析(人工透析)

腎臓機能が低下し腎不全になると 尿毒素や水分が体内に蓄積し、高血圧、貧血、かゆみ、吐き気、むく み、だるさ、溢水、不眠などがおこり、この代行として人工腎臓(人工透析)があります。臨床工学技士は人工腎臓装置の準備、操作、管理、保守を行っています。また血液透析の管理や食事指導も臨床工学技士がおこなっています。

人工心肺

 心臓の手術を行うには一時的に心臓の動きを止める必要性があります。その時に心臓と肺の機能を代行するために人工心肺装置があります。臨床工学技士は心臓の手術を行っている間、人工心肺装置を操作し患者さんの治療に携わっており、また人工心肺装置の準備、操作、管理、保守を行っています。

人工呼吸

重症肺疾患や術後呼吸不全などの際に、自己の呼吸では十分な換気が行えなくなった際に、換気を補助または強制的に行うために人工呼吸器があります。
人工呼吸器は手術中、ICU、回復室、病棟などで広く使用され、臨床工学技士 はこれらの準備、操作、管理、保守を行っている。

ME機器管理

現在の医療現場には多種多様のME機器(心電計、除細動器、輸液ポンプ、シリンジポンプなど )があり、機器の異常・故障時には早急な対応が必要になります。臨床工学技士はこれらの保守、管理、修理などをおこなっています。
 その他にも臨床工学技士は心臓カテーテル検査、また手術室、病棟、ICU、、救命センターにおけるME機器管理も行っています。
静岡県臨床工学技士会は2009年8月24日より社団法人静岡県臨床工学技士会となりました。
当会は県内の臨床工学技士の資質向上と、地域医療の発展を目的としてる非営利職能団体です。